うつ病とお金
うつ病で休職すると、心配なのがお金の問題です。お金の事が気になって治療に専念できないと回復に悪い影響がでてしまいます。私がお金の問題を解決するためにやった事を紹介します。
傷病手当金
有給休暇を使って休職されている方は問題無いのですが、欠勤で休職されている方は傷病手当金をもらいましょう。
傷病手当金は、病気休業中に被保険者とその家族を保障するために設けられた制度で、被保険者が病気やケガのために会社を休み、事業主から十分な報酬が受けられない場合に支給されます。
休んだ日から連続して3日間（待期）の後、４日目以降の仕事に就けなかった日に対して支給されます。詳細はこちらから。
障害年金
傷病手当金が支給される期間は、支給を開始した日から最長１年６カ月です。その後同じ病気やケガにより仕事に就けなくなった場合でも、復帰期間も１年６カ月に算入されます。休職期間が１年６カ月以上になりそうなら、障害年金をもらいましょう。詳細はこちらから。
自立支援医療
自立支援医療制度は、心身の障害を除去・軽減するための医療について、医療費の自己負担額を軽減する公費負担医療制度です。医療費が1割負担になります。詳細はこちらから。
精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳を所持していると、障害者割引や障害者雇用枠での就労支援など、さまざまな福祉サービスが受けられます。メリットとしては、税金の控除や交通機関・施設・サービスの障害者割引といった経済的側面が中心です。詳細はこちらから。
体験談
最初のうつ病になったときは、有給があったので安心して休めましたが、再発を繰り返す内に苦しくなっていきました。貯金は底をつき、収入も無くなりました。うつ病の苦しみと金欠の苦しみで死にそうでした。最初に傷病手当金をもらいました。支給開始して１年６カ月もらえるのでしっかり休んで治療できます。次に自立支援を受けました。１回の診察で数千円飛んでいましたが数百円になりました。次に精神障害者保健福祉手帳を取得しました。障害者控除で税金が安くなりました。障害年金は現在チャレンジ中です。
私はうつ病になっても、くだらないプライドを捨てることができずにもがいていました。こんなに色々な支援があるのに、それを受けるのに抵抗があったのです。うつ病が中々良くならないなかで、どうしょうもなくなりこれらの支援に頼ることにしました。日本には様々な支援策が用意されているので、自分の障害を盾にトライしていきます。
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