うつ病治療 パート1
今更ですが、うつ病を発症したときの話をします。
私は元々神経質な性格で
気にしすぎるところがあります。
仕事では嫌なことがあっても我慢してしまい
ストレスをためやすいです。
自分ではそう思っていませんでしたが
振り返るとそう思います。
今の会社に新卒で入社しました。
10年くらいは特に問題なく働いていました。
会社にはそれなりに評価されていました。
妻と出会い結婚して、子供ができマイホーム
も建て幸せいっぱいに暮らしていました。
入社して10年も経つと
そろそろ管理職への話がでてきました。
私もその気になって頑張っていました。
当時、上司の下につき中間管理職の仕事を
始めましたが思いのほか
うまくいきませんでした。
この上司というのが
くせ者でストレスがすごかったです。
具体的に言うと、段取りやキッティングを
私がやっても上司が無言で変えてしまう。
部下とコミュニケーションが取れず
人格を無視した行動や発言をする。
平社員で仕事していたころも
それなりにストレスはあったけど
中間管理職の仕事をするようになると
それまでの比ではありませんでした。
なんとかこの状況を良くしたくて
何回も勤務時間外で冷静に
上司と話をしました。
結果は、2～3日は良くなりますが
それ以降は元に戻っていました。
他の同僚や後輩たちは私と同じ
状況になるとキレて怒鳴っている
事がよくありました。
私もあんな風に出来れば
ストレスをため込むこともなかったのに。
我慢強い性格が仇となりました。
そうしているうちに長時間労働と
上司のストレスで出社できなくなりました。
もう限界でした。
朝起きるのがつらくなり
喜怒哀楽も無くなり
死ぬ事ばかり考えていました。
めまいと頭痛と体の痛み。
外に出れない食事がとれないなどの
症状に苦しみました。
見かねた妻に連れられて
精神科にいきました。
診察で症状を伝えると
「うつ病ですね。休職して
しっかり休んでください。」
と言われました。
会社に連絡を取り、診断書を送って
休職に入りました。
押し寄せる罪悪感と劣等感に
苦しみました。何もする気が起きないし
できません。辛すぎる.....
休職して最初は何もできなかったので
とにかく薬を飲んで寝ていました。
起きていると罪悪感や劣等感、希死念慮で
気が狂いそうになるからです。
その状態が１カ月ほど続きました。
薬と休養が効いてきて少しづつ
罪悪感や劣等感、希死念慮が薄れてきます。
そして少しづつ動けるようになってきます。
でも油断すると罪悪感や劣等感、希死念慮
に飲み込まれてしまいます。
辛すぎる現実から
目をそらすためにやった事があります。
それはサブスクに加入していたので
海外ドラマやアニメなどを見まくり現実逃避。
これが意外に効果がありました。
少なくとも観賞している間は
気をそらす事ができました。
見ているときは頭を使わないし
ストーリーに入り込むから
暴走していた脳を鎮めることが
できました。シリーズの長い
海外ドラマなんかは随分
のめり込んで見た記憶があります。
この先の話は、また後日......
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